最近のうち、完全にみりん粕ブームです。
きっかけは愛知県で有名なみりん粕漬けのお店に連れて行ってもらったこと。
もともとお魚料理は大好きなのですが、酒粕がどうも苦手な私…
(日本酒は大好きです。理解に苦しむとよく言われます 笑)
粕漬け…大丈夫だろうか…と若干心配したものの、食べてびっくり!
人の話を遮ってまでも『美味しい!』と口から出てしまうほど美味。
これはぜひとも家でも食べたい!うまい日本酒とともにいけたら最高だろうな…
なんて思いから、いろいろ調べた上で実践することにしました。
そもそもみりん粕、みりんを造ったときに出る粕なんですが、愛知にはこだわった美味しいみりん醸造所が何箇所もあります。
昔はみりん風味調味料で何の違和感もなく料理してましたが、本みりんを使うようになってからはもうみりん風味には戻れなくなりました。
うちで愛用しているみりんも地元愛知、三河のものです。
そしてみりん粕も酒粕と同じで絞る時期があるのでいつでもあるというわけでもないようです。ちょうど探していたタイミングで手に入るものに
こちら、九重味淋さんのみりん粕があったので購入。こちらも愛知、三河の老舗醸造所さん。
照明の関係で茶色く写っちゃってますがもっと白いです。
みりん粕は「こぼれ梅」なんて別名があるほど白くほろほろとしてます。
さて、では実践編。
いろいろ調べた上で自分流に分量など改良なども重ね、これならよかろう!というレシピになったと思うのでご紹介。
魚のみりん粕付の作り方
材料
・魚の切り身 ーーー2切れ
・みりん粕 ーーー30g
・味噌 ーーー30g
・みりん ーーー大さじ1
作り方
今回用意したのはしいらとブリです。
いろんな魚でやってみましたが、脂の乗ったお魚のほうが美味しいです。
分量のみりん粕、味噌、みりんをジップロックで合わせます。
切り身にまんべんなく塗り込んで密封。
冷蔵庫で丸1日~1日半くらいがベスト。浅いつけ具合が好きなら一晩でもいいと思いますが、私はしっかり浸かったほうが好きだったので1日半おきます。
置きすぎると発酵が進んでしまうようなので、すぐに食べないなら冷凍へ。
逆に0℃設定のチルドで保存してたら浸かりがいまいちだったので漬けてる間はチルドじゃない冷蔵庫のほうがいいです。
食べる時は粕は洗わず拭き取るようにしてグリルで焼いたら完成です!
みりん粕の残ったところが焦げやすくはなりますが、そこも美味しい!
贅沢に2種盛りにしていただきました!
お酒もごはんも進む美味しさです。
その他には
たらもいいですね。
そして熱烈にオススメしたいのが
銀鮭です。これ皮まで絶品でした!
実はみりん粕、魚を漬けるだけでなく色んな使い方があります。
やってみたものも、これからやってみたいものもいろいろあるので、徐々にご紹介していこうと思います。
投稿者プロフィール
- 古民家ぜいたく研究所 所長。
Syyson design worksのデザイナー&クリエイター、モノづくり担当。
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