『6月』、梅が出回るこの季節、梅仕事と言われるだけに梅を仕込む作業はいろいろあります。
前回梅味噌をご紹介しましたが、梅酒に梅ジュースに梅干しに梅醤油などなど、梅仕事とされるものはたくさんあるわけですが、今回は梅酒です。
これも定番中の定番ではあるのですが、若干のこだわりと「やってみた」チャレンジ的な部分は漬け込むお酒を変えてみたこと。
何を隠そう私、ウォッカが好き。って言うとものすごい呑兵衛に思われそうですが…
実際ストレートでいろんなウォッカを飲んでたこともあります。
最近でこそそんな無理はしませんが…それでもカクテル系はいまだにウォッカベース中心です。
なので梅酒も前からうちではウォッカで漬けるのが定番なんです。
梅酒で使うお酒は一般的にはホワイトリカーです。
アルコール度数35度のものが多いです。
それに対しウォッカは多くが40度。
ちょっとアルコール度数の高い梅酒になります。
ウォッカもお値段はピンキリ。
普通のホワイトリカーで漬けるほうが割安にはなるのですが、大型酒店には
こんな庶民の味方もあるんです。これは1Lで¥1,000ちょっと。
ちなみに1750mlもあります。
作り方は一般的なものと変わりません。
青梅は水に浸してアク抜きし、洗って水気をとったらヘタを取って準備。
青梅と梅の重量の半分の氷砂糖を消毒した瓶に入れ、梅の約倍量のお酒を注ぐだけ。
あとは半年から1年待つのみ!簡単!!
このウォッカ梅酒はうちではもう定番となっているのですが、今年はもう1種、蕎麦焼酎でも漬けてみようということになりました。
米や麦焼酎で漬ける梅酒もメジャーではありますが、そこをあえての蕎麦でいく!
って、ほんとはもっといろーんな変わり種にチャレンジしてみたいところなのですが、そこはお酒だけに酒税法が絡んできます。
度数20度以下のお酒を使ってしまうと酒税法違反になるんですよね。
20度以下のお酒に糖分を添加すると醗酵してアルコールを醸造することになるんだそうな…
ということで、ちょっと「やってみた」的に地味で不本意な感はありますが、梅の香りが強いだけに蕎麦を感じることができるのか、やってみます。
こちらはどんっと1.8Lでいきます。
梅は大粒と小梅のMIXです。はい、重さがね、足りなかったんです、ウォッカもやったので。
足りない重量分小梅でカバーして梅は1kg分です。
これも氷砂糖と一緒にしたところで
注ぎます。
はい、これもあとは放置するのみ。
漬け込みから2週間
梅が少しシワっとして開けると梅の香りが漂います。
半年後の試飲を楽しみに待ちたいと思います!
投稿者プロフィール
- 古民家ぜいたく研究所 所長。
Syyson design worksのデザイナー&クリエイター、モノづくり担当。
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