燻製BOXを作ってみたー作り方ー

『燻製BOX』前回、作り始めてから改良の過程など長々と書いてきましたが、
自分でも作りたい!燻製やってみたい!と思われる方、ここからです!

まぁぶっちゃけ箱として出来上がってる空きダンボール使って簡単にやる方法もあります。

が、そこは使いやすさと100均で揃うアイテムとのフィット感、そして何より模型製作者設計の燻製BOXを自分で作ってるんだぞ!っていう工作の楽しみとしてやってみてください。

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用意するもの

・ダンボール(7mm厚が理想、5mmでも可)
・ガムテープ
・両面テープ
・カッター(よく切れるように古くなった刃は変えましょう)
・お皿もしくは使い捨てのアルミ容器など(ウッド乗せる用)
・100均のステンレスバットと水切り網(サイズ注意!) 2セット

・スモークウッド
・バーナーもあると便利

ダンボールを切る

サイズを図って切ります。()内は5mm厚のダンボールの時の寸法です。

ちなみにうちではレーザー加工機でササッと線だけ引いてから切るのでかなり正確にできますが、一般家庭にはそうそうあるものでもないと思うので水平垂直できるだけ正確にとることがきれいに仕上げるコツです。

組み立てる

両面テープで、と書いてない部分はガムテープでとめていきます。
ダンボールの厚み分、勝ち負けを間違わないように注意!


本体背面の空気穴は、菜箸くらいの太さでぶす!っと開けてください。
中の酸素がなくなると火が消えやすくなります。
煙は上に登っていくので箱の下寄りで。

いざ燻製!

チーズやソーセージ、ナッツなど材料を網に乗せましょう。

液体調味料や網から落ちてしまうものはバットに入れて網の上へ。
漬けゆで卵、たくあん、オイルサーディンなども美味しいです。

*注意点*

・水分の多いものはよく乾燥できていないと臭いわ酸っぱいわ、美味しくありません。
キッチンペーパーなどでよく拭き取り、冷蔵庫に入れるなり干網でしばらく干すなど風乾が必要です。
・油の多いものもよく拭き取っておかないと燻製中ウッドに油が落ちると燃えるので危険です。
・ダンボール燻製は温度が上がらないので生物はやめましょう

お皿にスモークウッドを置きます。

箱が小さいのでこれくらいで十分です。
1切れの1/3くらい。30g弱ってとこです。
ガッツリ燻香つけたい場合は少し増やしますが、あまりやりすぎるとカッチカチになるので注意。

点火!!

バーナーでちょっとやりすぎかな…くらいじっくり着火しないと消えます。

ちなみに陶器のお皿使う場合、ものすごく寒い時、洗ったばっかで水分含んでる時は割れやすいので危険です。
かなーーりびっくりします。経験者…

お皿は厚めでつるっとしたタイプのがおすすめです。
それでも熱くなるので箱に移動するときは布巾など使ってくださいね。

煙の匂いを楽しみながら待ちます。

ウッドは30分ほどで燃え尽きますが1~2時間くらいは待ちたいところ。
どうしても煙が漏れるのでベランダや外でやるのがいいと思います。
室内でやる場合は換気扇の下で。

完成!!思う存分燻香を楽しみながら実食。


扉を開けたらもうすぐにでもパクっといきたいところですが、更に数時間空気に触れさせたほうが美味しくなるものも多いです。
まぁこのビジュアル見たらほとんどすぐいっちゃいますよね 笑
残って次の日食べたときの美味しさったらないんですけどね~

というわけで、美味しい自家製スモークを楽しみたい方、ついでにちょっと工作もやってみようかなって方、ぜひぜひお試しください~

燻製に向く食材研究に日夜勤しむのも楽しいです。
さらにホームパーティーや持ち寄りパーティーなど、自家製燻製はものすごく喜ばれます。
みなさま楽しい燻製ライフを!

投稿者プロフィール

所長ゆか
所長ゆか
古民家ぜいたく研究所 所長。
Syyson design worksのデザイナー&クリエイター、モノづくり担当。
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