玉ねぎやにんにく、じゃがいもといった野菜はナスやキュウリやトマトといった実物の野菜と違って一度に収穫期がきます。家庭菜園レベルの畑なのでそこまでの大量収穫ではないものの、やはり収穫後の保存法には頭を悩ませます。
今回は『にんにく』について。
にんにくはちゃんと干して乾燥させればそこそこ日持ちのするものなので、焦って使うことはないのですが、にんにくって売られているものは普通、熱乾燥処理がされています。
乾燥されていない「生にんにく」(生食という意味でない)にんにくが食べられるのは育てた人の特権。
そう思うとこのフレッシュな状態のにんにくをいかに味わい尽くすか!みたいなことを考えるようになります。
ホイル焼きにするのなんかが定番です。
甘くてみずみずしいにんにくは採れたてだからこそ。
でもこれ、かなりの匂いを覚悟で食べることになるので毎日は食べられません。
そこでオススメしたいのがにんにくの風味を楽しむ漬け込み系の調味料にしてしまうもの。
定番ではありますが、今回はにんにく醤油、にんにく味噌、にんにくとハーブのオイルを作ります。
レシピと言うまでもなく簡単なものばかり。
とにかくひたすらにんにくの皮を剥きましょう。話はそこから!
・にんにく醤油
にんにくに醤油をドバドバ注ぐ(今回は贅沢にお気に入りの伊勢醤油使いました)
・にんにく味噌
味噌を少量のみりんで伸ばしてにんにくと合わせる
・にんにくオイル
にんにくとお好きなハーブ(うちの今回のラインナップはローズマリー・レモングラス・コリアンダーシード・唐辛子)を入れてお好きなオイルをドバドバ注ぐ(オリーブオイル使うのが一般的ですが量がなかったのでグレープシードオイル使用)
はい、完成。なんて簡単!!
だいたいどれも2週間後くらいから使えます。が、じっくりにんにくの風味を出したいのでうちでは1ヶ月後くらいから使います。
更にじっくり浸したにんにくは食べても美味しい!炒める時に使ったり刻んでトッピングにしたり何かと使えるヤツになるんです、これが。
もちろんこれらの調味料、売っている乾燥処理されたにんにくでもできます。
その場合冷暗所保存でいけるようですが、採りたての生にんにくを使う場合は水分が多いのが心配なので冷蔵庫保管にしています。
あと、使う瓶は使用前に煮沸等きっちり消毒してから使ってくださいね。
採りたてのにんにくの美味しさを余すことなくいただいちゃいましょう!
投稿者プロフィール
- 古民家ぜいたく研究所 所長。
Syyson design worksのデザイナー&クリエイター、モノづくり担当。
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