【1kg超え】塊肉でローストポークやってみた

世のメンズたちの憧れ【塊肉】

記念日のお祝い料理に何を作ろうかと考えていた時、やっぱりここは何か面白いネタを仕込むべきなんじゃないかと思っちゃったわけです。

ふと、いつも行くスーパーで誰が買うのか常にある豚肩ロースの塊を、いつかコレ買ってまるごと調理してやろうと思ってたことがよぎり、「やるなら今でしょ!」とノリノリで、買ってきましたよ、1.333kgの肩ロース!

どんっ!
ちなみにグラム77円。1000円ちょっとでした。

さて、この塊肉で目指すところはこれまたジブリファンの憧れ

「天空の城ラピュタ」でドーラがかぶりつくこれです。
実際はたぶんハムなのだと思うのですが、ハムとなると数日かけて下味つけるところから長時間の冷燻してと、思いつきでできるものではないので今回は1日でできるローストポークで手を打とうと思います。

とはいえネタ的に、ビジュアルだけ面白いというのは私のポリシーにも反するので、やわらか美味しい絶品ローストポークにするべく、ちょっと王道外の作り方をしたのでご紹介しようと思います。

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豚肩ロース塊肉でローストポークの作り方

材料

・豚肩ロース   ーーー約1300g
・塩       ーーー大さじ1くらい
・胡椒      ーーー適宜 ちょっと多めくらいが美味しいかも
・にんにく    ーーー1片(すりおろし)
・お好きなハーブ ーーー適宜(今回はローズマリー、オレガノ:フレッシュ。タイム、タラゴン、ローレル:乾燥を使いました)

作り方

肉に下味をつけます。

材料すべてをまんべんなく肉にすり込みます。


タコ糸で丸く形を整えて縛ったらジップバッグに入れて密封し、1時間以上寝かせます。

一般的にはここで焼き目をつけてオーブンの手順を踏みますが、
ジップバックに入れたまま低温調理に入ります。

お肉内部の温度が計れれば一番いいのですが、内部温度60℃に保ちたいので、IH調理器で温度70℃設定のお湯に密封したジップバックごと沈めて1時間半保温調理します。

できあがるとこんな感じ。

豚肉なので中まで火が通っているかはきちんと確認してください。竹串など刺してみて赤ではなく透明な汁が出ればOK。足りないようであればお湯に戻して再加熱してください。

ここから最後にフライパンで焼き目をつけます。

やっぱりかなりのボリューム…またやる時はトング買おう、と思いながら木杓子と菜箸を駆使して回し焼いていきます。


全面美味しそうな焼き目がついたら完成です!

フライパンに脂が出てるのでバルサミコと調味料で味を整えてソースにしても美味しいです。


こーんな感じでボリューム感を出しつつも華やかに盛り付けたらパーティー料理にぴったり!

そして二人分の食事にこのサイズ出てきたことに狙い通りびっくりしてくれたので、うちのサプライズも成功。


切ったらこんな感じ。
ドーラのようにナイフ突き刺して豪快にいくもよし、上品に切り分けてソースと共に頂くもよし。ドーラと同じアングルで豪快にいってる写真を撮りたいところではありましたが、
「いくら柔らかく仕上がっててもこれは無理」
とのことで諦めてお上品にカットしていただきました。

低温調理の実力が発揮されたしっとり柔らかいローストポーク、大成功です。

………
からの番外編。

二人でこのサイズのローストポークはさすがに全部食べきれるわけもなく、次の日持ち越しになったのですが、すでに火が通ってそのままで食べられるお肉、極厚切りのとんかつで食べてみたい、とのリクエストがあり、次の日はとんかつでいただくことに。

どんっ!

どどんっ!
普通に揚げても中まで火が通ったか不安になるサイズもローストポークなら表面がカラッと揚がったところでOK。ここでもトングがあれば…と思う重量感ではありましたが、簡単に贅沢厚切りとんかつも楽しめちゃいます。

ぜひ2日目までアレンジきかせてお楽しみあれ。
カロリーとか考えたら負けです。

ちなみにですが塊肉買ったいつものスーパー、いつもこの2~3倍あるもっとすごい塊肉もあるんです。いつかはそれで…

投稿者プロフィール

所長ゆか
所長ゆか
古民家ぜいたく研究所 所長。
Syyson design worksのデザイナー&クリエイター、モノづくり担当。
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