先日、たけのこ掘りに行ってきまして(詳しくはこちら)
恐ろしい量の筍を持ち帰ってきました。
10kg用の収穫袋で6袋。1袋10kgは入ってなかったにしても全部で40kg位はあります。
筍は鮮度が大事。トウモロコシもお湯を沸かしてから採りに行くというほど鮮度が大事ですがトウモロコシは時間と共に甘みが減るのに対して、筍は採って時間が経つほどアクが強くなります。
ということで、たくさん採れた写真を送り、帰り時間を伝えていた家では、8ℓ入る大鍋を購入した上でお湯張った状態でスタンバイされてました。
どーーん!炊き出しか?笑
一般的なアク抜き方法は米ぬかを使うもの。
ですが、なにせ量が多い!米ぬかを使ったやり方は時間がかかる上、皮を残すのでかさばります。せっかくの新鮮なタケノコもアク抜きだけで何日もかかってしまいます。
なので今回採用したのは重曹でのアク抜き。
水8ℓに重曹(食用)大さじ3くらいを入れ、筍の皮は全部剥いてしまいます。
大きな筍も剥いてしまえば半分くらいのサイズになります。
ペリペリと頭まで1枚づつ剥いてもいいのですが、真ん中をすぎたあたりからめくりたい皮の根本を持って左右に何回かねじると、ごそっと数枚まとめてきれいに剥けます。
力の入れ方を間違えると折れてしまうので、数が少ない時は丁寧に1枚づつ剥いたほうがいいでしょう。
さらに、毛のなくなった中の方の姫皮は食べれるので丁寧に剥けばどこまで剥けばいいかはよく分かります。
それを縦に2つに割って鍋に入れて煮ます。
ぐっつぐつ…さすが8ℓ。
かなり大きめの筍もありましたが、6~7本くらいは一度に入ります。
竹串がすっと入るくらいが茹で上がりの目安ですが、だいたい30分くらいで仕上がります。
水で冷ましたら酢水につけると白くきれいな色になります。
が、やっぱり何回もお湯を変えずに茹でているとアクは抜けても流石にいくら酢水につけても色が悪くなります。色比較。
そんなに大量の筍茹でることがある人も少ないかもしれませんが、お湯は面倒でも一回茹でるごとに変えたほうがよろしいかと。
合計8回程で今回採ってきた筍全て茹であげました。
酢水から上げた筍はお水でいっぱいにしたタッパーなどで保存できます。今回は量が多すぎてタッパーとか言ってられなかったので、大サイズのジップロックが大活躍。たっぷり入って空気も抜きやすいので、うっかり封が開いちゃってましたってことさえなければ非常に便利です。(仮に封開いちゃうとドバドバ水溢れて洪水になるので注意!はい、経験者は語る。)
お水にもアクが出るので毎日水の交換は必要です。
冷蔵庫で1週間位は保存できます。
ちなみにですが、筍、剥いたことがある方は分かるかと思いますが思いのほか皮が多いです。
この量剥いたうちの次のゴミの日は
こんな状態…45ℓ4袋半…相当な重量…ゴミ収集の方ごめんなさい
さて、アク抜きした筍は
ベーコンとアスパラ、ニラと醤油麹炒め煮したり
たっぷりお出汁でシンプルに煮てみたり
たけのこご飯に天ぷらにフライにお吸い物にありとあらゆるメニューになって食卓に上がります。
が、まだある。
近所の人や実家やお世話になってる方や配ってまわっても、まだまだある…
ということで長期保存レシピも只今実験中。
うまくできたらまたこちらでご紹介しようと思います。
投稿者プロフィール
- 古民家ぜいたく研究所 所長。
Syyson design worksのデザイナー&クリエイター、モノづくり担当。
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