【続】普通のワインはスパークリングにできるのか?やってみた

前回の、炭酸サーバーを使って普通のワインはスパークリングにできるのか挑戦は見事惨敗。こんなままでは終われないとばかりに意気込んでいろいろ調べ始めたうちのすなふきん。

『これならいけるかもしれない!』と必要部品をネットでポチリ、向かった先は近くの酒屋。

購入したのがなんとこれ


一般家庭にはまずないであろう、飲食店なんかでは見かけることもある
【液化炭酸ガス】ボンベ 通称ミドボン
近くの酒屋で1万円弱で購入できましたが、これ、本体デポジット制なので使い切ったら5000円位で買い戻してくれます。なので実質4000円そこそこ。
これで毎日1リットルの炭酸水飲んでも1年以上持つというのでコスパはなかなか。

くるくる巻き付いてる黒いホースがネットでポチった減圧弁セット

http://amzn.asia/d/4MCnU9l こちらで購入。

炭酸サーバーでできなかったからってどこまで行ってしまうんだ…ってくらい本格的になってきました。

微炭酸しか作れない炭酸サーバーに比べ、こちらのミドボンと減圧弁を使うと最大6気圧、強炭酸と呼ばれるところまで作れると言いう代物。ちなみに微炭酸から強炭酸まで調整可。
ということで、気圧を上げれば強制的に液体に炭酸ガスを溶かし込めるだろうということ。

ミドボンに減圧弁をつなげ、炭酸飲料の入っていたペットボトルを再利用、ワインを半分くらい注ぎホースの先のキャップを閉じて準備完了。

ミドボンの栓を開け

まずは1気圧くらいで

ペットボトルにシューというガスが入る音がしたら

ひたすら振る!!
ペットボトルを傾けた状態で底の方まで混ざるようによく振ります。
これを3気圧、5~6気圧と上げながら繰り返します。

振り終わったのがこちら。
アワアワですが、ここでキャップを開けると勢いよく吹き出してしまうので落ち着くまで待ちます。

中身が水の場合ゆっくりであれば振ってすぐに開けても問題ないのですが、不純物の多いものほど吹き出しやすいので焦らず30分位冷蔵庫へ。

冷蔵庫から出して
注いでみます!


お!

お!!

おーーー!!できてます!!泡が盛られるでもなくグラスの底から立ち上る泡!!
見やすいように白でも

ほらこの通り!!
もちろん飲んでもまごうことなきスパークリング!!

成功です!

これさえあれば栓を開けたら保存の難しいスパークリングを乾杯の1杯だけ飲みたい、ということも、逆に3Lとかのパックワインを買って泡まつりにするのも自由にできます。

しかもこのミドボンを使うメリットはもっともっといっぱいあるんです。

・赤でも白でもロゼでも作れる
・微炭酸から強炭酸まで自由に思いのまま
・なんなら日本酒スパークリングもできる
・100%ジュースもスパークリングにできる
・コーヒースパークリング、緑茶スパークリングなんてちょっとした冒険もできる
・もちろん水で炭酸水も作れるので割る用の炭酸もアホほど作れる
・市販の炭酸飲料のペットボトル利用なので匂いが移ることとか考えずにいくらでも種類ストックしておける

この中でもオススメなのが100%ジュース。
市販の炭酸飲料は砂糖を添加したものばかりで果汁はかなり少なめ…
でもこれなら砂糖無添加の炭酸ジュースが作れます。
100%ストレートだとかなり濃いめなので水で半分くらい薄めて作るとさっぱりと飲みやすくなります。
ホームパーティーなどでアルコールが飲めない人に、乾杯はりんごジュースで作った炭酸だしたりするとかなり喜ばれます。

いろんなものに炭酸注入。
おもしろいのでもう少しいろいろ実験してみます。

投稿者プロフィール

所長ゆか
所長ゆか
古民家ぜいたく研究所 所長。
Syyson design worksのデザイナー&クリエイター、モノづくり担当。
スポンサーリンク




フォローする

スポンサーリンク