よもぎを摘んで草大福を作ってみた

『よもぎ』そのへんの道端でよく見かける雑草のイメージが強いですが、
その効能たるやすごいものです。

ハーブの女王なんて言われるくらい、デトックス効果やら造血・浄血やら書き出したらキリがないくらい、とにかく多くの効能を持っています。
なので詳しいことはここでは割愛!

そんな万能なよもぎ、うちの畑には来た時から自生してました。
最初は草餅にできるな~くらいの気持ちでしたが、調べていくうちにこれは取り入れなきゃ!と意気込んで、毎年いろんな方法で活用してます。

でもまあこの4月下旬、1年で最初に採れた時にはやっぱり定番の和菓子で楽しみたいかな、と。

いつもは上新粉を使うので、ちょっとしっかりした歯ごたえのある草だんごにしたりするのですが、あいにく餅粉しかストックがなく、「よし、今年は大福だ!」と決めて作りました。

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摘みたてよもぎで作る草大福の作り方

材料(8個分)

・よもぎ  ーーー小ボール1杯分くらい(ペーストで20g)
・重曹   ーーー小さじ1
・餅粉   ーーー150g
・砂糖   ーーー30g
・ぬるま湯 ーーー180ml
・あんこ  ーーー200gくらい お好きなだけ
・餅とり粉 ーーー適量(なければ片栗粉でも可)

作り方

1,よもぎを摘む


よもぎの出たばかりの若い頭の部分だけを摘み取ります。

2,よもぎを茹でる

よく洗ったら、水1リットルを鍋にかけ、沸騰したら重曹を入れてよもぎを煮ます。


3分ほど煮たら鍋から上げて水で洗って絞ります。

3,よもぎをすりつぶす

絞ったよもぎをペースト状にします。
ミキサーでガーッとやると早いです。
ミキサーがなかったり葉の粒感をしっかり残したい場合は細かく刻むか丁寧にすり鉢で。

4,餅の準備


レンチンできるボウルに餅粉と砂糖を合わせておきます。
うちでは100均のレンジでラーメン作れる容器を愛用。
(これでラーメン作ったことはありません…)

ぬるま湯を少しづつ入れてその都度よく混ぜます。
180ml全部入れてダマがなくなったら600wのレンジで30秒、出したらよく混ぜまたレンジへ。
粉っぽさがなくなるまで繰り返します。
うちでは今回5回、合計2分半でできました。

こんな感じで柔らかな餅感になればOK

3のよもぎペーストを入れて

麺棒やスリコギでよーくよーく練り合わせます。
餅つきの要領でつきながらやると伸びの良いなめらかな餅になります。

餅の出来上がり。

5,あんを包む

餅が触れるくらいの温度になったら包みます。
*とにかく手がベタベタになったり粉々になったりで写真撮れませんでした…
あんこを入れたい量づつまとめておきます。
バットに餅とり粉を薄くひいて準備。

餅を扱う時は手を濡らしてすばやく形作るのがコツ。
何度も水をつけてると水っぽくなったり粉が付きすぎます。
程よい大きさに餅を取り、あんを詰めて丸めたら餅とり粉のバットで表面をコーティング。


完成です!

ここまで書いておいてなんですが、私、あんこが苦手です…
こしあんはいいんですがつぶあんがちょっと…
でも大福の餅のところは好きなんです!
大抵の大福ってつぶあんたっぷり皮薄めじゃないですか。
中身こしあんで、餅:あん 8:2くらいのがベストだと、そんな大福売ってくれないだろうかと長く思い続けてきましたが、
今回ので作ればいい、という結論に達しました。

レシピの分量は一般的と思える量なのでご安心を~
ただ「お好きなだけ」と書いてるのはそんな理由です。
自分で作るからこそ自分好みにできますからね。

あんだけではなく、餅柔らかめ硬め、よもぎ多め少なめ
など、ぜひぜひ自分好みのレシピでやってみてください!

投稿者プロフィール

所長ゆか
所長ゆか
古民家ぜいたく研究所 所長。
Syyson design worksのデザイナー&クリエイター、モノづくり担当。
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