『新茶』の季節です!
うちでは柿の葉茶やドクダミ茶のような薬草茶は作りますが、緑茶や紅茶のもとになる茶葉は鉢に植わった小さな茶の木があるだけでお茶が作れるほどは採れません。
お茶といえば静岡のイメージが強いですが、愛知県挟んだ逆隣の三重県も全国3位の生産量なのだそうです。
そんな三重県の美杉町でお茶摘みの体験をさせてくれるイベントをお友達が企画してくれたので参加してきました。
目的地美杉町
ココです。住所では津市になりますが…
名古屋から近鉄乗り継ぎ、【名松線】に乗って向かいます。一両編成。
2時間おきに1日7本。
凄いとこ来た!
美杉というだけあって杉の山に囲まれた大自然。
ちなみに美杉町、映画「WOOD JOB!」のロケ地にもなった場所。
夜には映画鑑賞もしてきました。
そんな大自然の中で無農薬、肥料も米ぬかだけで作られたお茶。
さっそく茶摘みです!
行ったのは5月12日。
「♪夏も近づく八十八夜~」で有名な茶摘みの歌の八十八夜は2018年の今年は5月2日。
更に桜も他の花々の開花も全て前倒しに早まっている今年は茶摘みももうほぼ終わっているところ、茶摘み体験イベント分を残しておいたくれたそう。
間近で見る茶葉。若い緑色が日にあたってとても綺麗!
新芽の葉っぱ3~4枚のところで茎からポキっと折ります。
こんな感じで若い部分は簡単に折れます。
思っていた以上に葉っぱは柔らかい!
古い葉っぱは茎も固くなって折りにくいので摘む部分は分かりやすいです。
更に、「摘みたての葉っぱ生でかじってもいいよ~」の声に1枚ちぎって口に。
は~これが生のお茶の香りか~と思った瞬間しっかりとした苦味が出てきてもしゃもしゃ食べれる感じではありませんがお茶そのものの味と香りも堪能してきました。
こうして黙々と摘むこと1時間くらい。
お子様たち含めの20名で約7キロの茶葉が摘めました。
今回手摘みの体験をさせてもらいましたが、広大な畑を持つ農家さんは機械で収穫されるということで、その様子も見せてもらいました。
巨大なバリカンのような機械であっという間にどんどん収穫されていきます。
機械で収穫されたあとは刈り込まれた生け垣のよう。
そこから摘まれた茶葉は軽トラに積まれて製茶工場へ。
周辺にまでお茶のいい香りが漂います。
工場の中では収穫された茶葉がどっさり!
更に機械による何工程もの加工がされ
美杉茶の完成。
その場でできたてのお茶も頂きました。
とても香りがよくて、程よい苦味とその奥から感じる甘みが絶妙。
緑茶、飲む機会が少なくなってきてはいますがやっぱりこの味と香りは落ち着きます。
更にはこの後みんなで楽しいバーベキューなどなど開催されるのですが、
そこでお茶の葉の天ぷら、初めて食べました。
生で食べるのとは全く違う、サクサクに揚がった天ぷらは苦味がかなり抑えられてふわっとお茶の香りがして美味しかったです。
(ちなみにこの天ぷら、私が揚げ係を任命され、プレッシャーの中全員分揚げましたが、うまく揚がってホッとしました…)
そんな美味しく楽しい茶摘みイベントの旅。
家に帰ってもお茶畑を思い出しながら美杉のお茶を淹れてほっと一息つく時間が至福です。
うちのお茶の木が育ったらお茶にする工程も手作業でやってみたいな~なんて野望を持ちつつ…
投稿者プロフィール
- 古民家ぜいたく研究所 所長。
Syyson design worksのデザイナー&クリエイター、モノづくり担当。
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