【民芸コンロでプチ贅沢】本格卓上炭火焼きやってみた

旅館とかで見るアレ、お持ちの方ってどれくらいいるんでしょう?

うち、あります。

なんであるのかこんなもの…ちなみに七輪もある。バーベキュー用のセットもある。

どんだけ炭焼き好き?!

と、びっくりしてどっかのタイミングで捨ててやろうかと思った数年前。
今では私まですっかり炭焼きの虜になっています。

炭焼の美味しさ素晴らしさを語りだしたらそれだけですごい文章量になりそうですが、とにかくなんでもない安売りのお肉や野菜も炭で焼くだけで絶品料理に早変わりです。

なのでうちでは定期的にお庭バーベキューやります。
寒い2月の、しかも稀に見る積雪の日にも私の「炭焼き食べたい」の一言でいつもの夕食がBBQになったことがあります。


そんな炭焼大好きなうち、いつもは外でバーベキュー用のセットでガッツリ炭起こして、焼き鳥や野菜もたっぷり用意して始めますが、普通の夕食にちょこっとだけ炭焼きしたいよね、なんてこともあります。

そんな時に役立つ最初の写真のアレ。
私も使いはするものの、最近調べるまで名前も知らず、ちっこい七輪くらいに呼んでいましたが、「民芸コンロ」と言うそうです。

びっくりすることに、普通にホームセンターにも売ってるんですね。

ちなみに固形燃料使う

このタイプや

このタイプも持ってますが、これはやっぱり上に鍋置く用です。

直接焼くなら民芸コンロ!
ただ、炭を起こすのって大変なんじゃないの?しかもこんな少量で。
って思われそうですが、意外にモノさえ揃ってればそんなこともないんです。

前に「自家製ベーコン作ってみた」の時に紹介した方法ですが、
カセットコンロと炭起こし用の入れ物を使います。

よくあるのはお鍋型の底に穴が空いた形の取っ手のあるタイプ。
「火起こし器」として売られています。

うちではこのタイプ。
*後から持ち主のデザイナーに聞いたところ炭起こし用ではなく銀粘土焼くための道具だそうです…
まぁ使い方は一緒、炭を並べてカセットコンロの火をつけておくだけで簡単に炭が起こせます。
うちのはこういった置き型タイプなので、ガスコンロ使うと安全装置で火が消えてしまうためカセットコンロ使ってます。

こんなカバーもありますが、炭を起こす間結構火花が散ることもあります。
近くに燃えやすいものがあるところでやると危険です。火起こしだけは外でやるのがベターかもしれません。
うちも飛んだ炭のかけらでキッチンのクッションフロア焦がしました…ショックです…

炭に十分火がついたら民芸コンロに入れるだけ。

網を乗せて好きなお肉や野菜を焼いていきます。

こんな小さなものでも意外に火力はあります。

うち畑もやってるので採れたて野菜がまた美味しい!!採れたて玉葱はくし切りに、にんにくは皮のままこんがり焼いて蒸し焼きに。

一度にたくさんは焼けませんが、それがまたいいところ。炭の香りに包まれて日本酒をちびちびしながら焼き上がりを待つ時間もいいものですよ。
そして香りをいっぱい含んだ焼き立てジューシーなところを塩だけでパクっと。更に日本酒をきゅっと。んーー!もうたまりません!!

ぜひぜひオススメしたい民芸コンロでの卓上炭焼き。
炭起こし意外にも注意点あります。
・結構煙が出ます。換気は十分に
・脂の多いお肉など焼くと炎が上がってまるこげになります
・焼き肉同様こんな小さなやつでも匂いつきます。部屋にもつきます。そんな部屋に残った匂いにつられて「今日も焼いちゃう?」なんて浮かれてるうちみたいなご家庭はいいですが匂いのついて困るものは避難させておきましょう
・欲張って食材たくさん用意すると炭がもちません。炭追加するのは面倒だと思うので程々に
・民芸コンロの下の板は必ず敷きましょう。あったことを忘れてやった結果机がほんのり焦げました…

注意する点だけ抑えておけば家庭での卓上炭焼きものすごくいいです!
BBQまでいかないお手軽炭焼き、晩酌のアテにプラスしてみては?

投稿者プロフィール

所長ゆか
所長ゆか
古民家ぜいたく研究所 所長。
Syyson design worksのデザイナー&クリエイター、モノづくり担当。
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