玉ねぎに続き、にんにくも収穫期をむかえています。
にんにくも秋から長い時間をかけて5月の今頃やっと収穫できる育成期間の長い野菜です。
うちの玉ねぎにんにくゾーンです。ぱっと見似てるのですが、玉ねぎはネギというだけあって葉の部分がネギと同じに筒状になりますが、にんにくは1枚がペラっとしているので見分けは簡単。
にんにく栽培ももう4年目くらいになりますが、簡単なようでただただ放置してるだけではうまくいかず年々改良を重ねています。
基本にんにくは植え付け用として売られているものじゃなくてもちゃんと収穫できるまで成長することは分かっているので、うちでは結構道の駅で食用として安く売られてたものや前年の残りで植え付けをします。
そんな植え付け用にもいいにんにくはないかな~と探していた去年の秋、立ち寄った道の駅で目に止まったのが「ジャンボニンニク」
これ、育つのかな…
写真撮り忘れましたが、かなりでかい。そして時期も時期だったので頭のほうが少し青みがかってきていたので芽は出そうだ…と。
物は試しと買ってきて他のにんにくと一緒に植え付けてみました。
しばらくすると、他のにんにくたちが芽を出すのと同時にどう考えてもサイズ感の違う芽が出てきました!これは収穫が楽しみ!
から、冬を超え春を越え5月中旬。
横の普通サイズのに比べ明らかにゴツいジャンボニンニク。
他のは5割位葉も黄色くなりだして、にんにくの芽を収穫してからも10日ほど、そろそろ収穫時期です。
ジャンボニンニクも葉は薄く黄色みを帯びてきていますが、掘っていいのか…?
何にしても頭に「?」が飛ぶ栽培。
合計4つ植えていたので、とりあえず1個掘ってみることに。
普通のにんにくって、晴れが続いた日に収穫するのですが、茎の根元を持って引っ張れば抜けるんです。
ジャンボニンニクも同じように引っ張ってみますが…
びくともしない…!笑
葉っぱがちぎれるだけで芯はすごく硬いしガッチリ根っこが張っている模様。
仕方がないので周りを掘ります。
お、できてるできてる。かなり期待できるサイズ感。
そこから何度も引っ張ってみるのですが、なかなか抜くことができず、結局根っこの底のあたりまでスコップを入れてなんとか抜けました!
ラピュタか…根っこがすごい。そりゃ抜けないわ。
ということで比較
手前からジャンボニンニク、うち産の普通サイズのにんにく、スーパーで買ったにんにく。
やっぱりデカい!笑
玉ねぎサイズくらいあります。
これを剥いてみると…
どん!
どどん!(芯もゴツい)
どーん!(右下普通のスーパーのにんにくの一片)
食べごたえありそう~
そして剥いただけで事務所内ものすご~いニンニク臭!!
来客予定なくてよかった…
ちなみにこの写真、Facebookにあげたところ、農家さんから
「この縁についてた小さいのからたぶん来年また出るよ。土の中に残ってたりすると毎年勝手に出るよ」
との素敵な情報が!!
一度買っただけのジャンボニンニクが毎年勝手に出てくるなんて素敵なことがあるだなんて。
とりあえず掘り出した小粒のは夏の間に土の中で成長して秋に芽を出してる可能性もあるとのことなので、今から土に埋めて育成したいと思います。
そして気になるお味ですが、皮付きのまま素揚げとホイル焼きで楽しんでみました。
香りはまんまにんにくですが、他の普通のにんにくの採りたてよりも更にみずみずしくジューシー。ホクホク感よりもみずみずしさと甘みを感じるので好みは分かれるかもしれませんね。
あと乾燥させるとまた違った食感にはなりそうなので残り1個は乾燥させてみようと思います。
ちなみにこのジャンボニンニク、どうやらリーキの仲間らしくにんにくとは種類が違うそう。
なーんだ。
でもこれはこれで毎年出たら嬉しいので来年以降様子をうかがいたいと思います。
投稿者プロフィール
- 古民家ぜいたく研究所 所長。
Syyson design worksのデザイナー&クリエイター、モノづくり担当。
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