自家製ドクダミ茶作ってみた

少し投稿までに時間が空いてしまいましたが、
よもぎ茶柿の葉茶に続き、自家製茶第3段。
ドクダミ茶です。
この3種の中では一番時間と少々の手間を要しますが、慣れると独特の香りも香ばしさと共にクセになります。
また家の庭に自生してるなんてうちみたいな方は、ほっとくとわっさわっさ伸びてくるわ地下茎でどこまでもはびこるわ大変な植物でもあるので、ここはいい時期に刈り取ってお茶として素晴らしい効能と共に吸収してしまうのが良いかと。

5月中旬、ドクダミの花が咲き始めました。花が咲いたら収穫の合図。
茎の根元からどんどん刈り取っていきます。


大収穫!!
こんな独特の臭い葉っぱでも食べる虫がいるのかと驚きますが、虫に食われてたりするところもあります。また日に当たりすぎたところは色が悪くなってたりするので汚い部分は惜しげなく捨てます。


だいたい10本~20本くらい、長さの近いもので揃えて輪ゴムで束ねていきます。


全部束ね終えたらこんなことに…


束ねたらボールに溜めた水でザバザバ洗っていきます。


外でバッサバッサ振って水を切ったら軒下などに干します。
量が多いのでどうしても豪快になりますが、几帳面な方は束ねる前に丁寧に洗って水切ってもらってもいいかと思います。


天気にもよりますが、10日もすればカリカリになるので回収。


やっぱりすごい量。


これを2~3cmくらいの幅でカットしていきます。
量があると大変な作業です。
葉のあたりは大雑把でもOK。茎のところは根気よくがんばりましょう。
根本の輪ゴム周辺は洗えていないので使いません。


これをフライパンで煎っていきます。水分のない空煎り状態になるのでテフロンのフライパンなどは使わないでください。
じっくり弱火~中火くらいで煎っていくと茶色く色づき、香ばしい香りがしてカサも減ってきます。


これくらいで火を止め、新聞紙などに広げて冷まします。


冷めたらもみもみすると香りが立ち葉っぱは簡単に小さくなります。長すぎた枝などポキポキと折って使いやすいサイズに整えたら完成です。


今年のドクダミ茶、こんな大量になりました。


更にうちではここからもう一仕事。
夏場の水分補給をこのドクダミ、よもぎ、柿の葉のミックス茶で乗り切るのでお茶パックに詰めていつでも沸かしてすぐ使えるように準備しておきます。


こんな感じにあらかじめパック詰めしておけば楽ちん。

ジップバックに詰めて今年の夏のお茶準備完了です!

淹れ方は、やかんに1.5Lの水を入れて沸かし、お茶パックを入れて5分ほど煮出したら10分位火を止めて蒸らし、パックを取り出して終了。
苦くないの?とよく聞かれますが、苦味は全く感じられず、本当に飲みやすいお茶の味です。
最初慣れないと独特の香りはしますが、そこまできつい匂いでもないので、うちに来たお客様皆さん普通に「美味しい」と言って飲んでいかれます。

夏場は冷やして麦茶感覚で飲みますが、できたばかりの6月上旬はまだ薄ら寒さも感じる頃。
1杯目は温かいお茶で。

夏の消費が激しくうちでは冬まで持たないので久々のこの味と香りにホッとしたひととき。

これから毎日、あっつい真夏にも朝からお茶沸かす毎日です。

投稿者プロフィール

所長ゆか
所長ゆか
古民家ぜいたく研究所 所長。
Syyson design worksのデザイナー&クリエイター、モノづくり担当。
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